不眠症
不眠症と一口に言っても、いくつかの種類に分けて考えます。
「熟睡できない」状態が続く症状を不眠症と言っていますが、不眠症には
入眠困難=「なかなか眠れない」
途中覚醒=「夜中に何度も目が覚める」
早朝覚醒=「明け方早くに目が覚めてもう眠れない」
という違いがあります。
不眠症は睡眠障害の1種です。
睡眠障害を大きく分けると
不眠症
過眠症
睡眠リズムの異常
睡眠中の行動による不眠などがあります。
その中でも不眠症は特に多くの人が悩む病気ではないでしょうか。
不眠症の主な原因:
●外的環境
騒音や光や温度などの環境が要因となっているもの。
夜勤や海外旅行など睡眠リズムが変わることもこれに入るでしょう。
●内的環境
悩み事やストレス、心配事など心理的な問題が要因となっているもの
●病的な問題のあるもの
うつ病や神経症などの精神的疾患、睡眠時無呼吸、
生活習慣病などによる循環器や脳疾患によるもの
などがあげられます。
本人が安眠できないと感じる状態が続けば、
いくら睡眠時間が長くても不眠症であるといえるでしょう。
時間の長さだけが問題になるのではありません。
不眠症とひとくちに言っても原因も症状も人それぞれです。
同じ時間眠ることが出来ても人によって眠る深さ、
つまり睡眠の質が違うので、感じ方が違います。
最近では、この睡眠の質も注目されています。
不眠外来のある病院もありますし、
不眠の原因と関連のある内科や神経内科、精神科でも診断や治療をしてくれますので
気になる方は早めに受診されることをおすすめします。
睡眠の質は、生活の質に直にかかわってきます。
特別な疾患からくる不眠症でなければ、
生活指導やリラックス療法、高照度光療法、精神療法など薬を使わない治療法もあるので、
早めに解消し、快適な日常を送りたいものです。