呼吸法と口呼吸

呼吸法が見直されています。

呼吸法をすることで、今まで忘れていた、深い呼吸を取り戻すと、
体の中に酸素も行き渡り、体を細胞レベルで活性化する手助けとなるのです。


私たちの体の中で、酸素を最も必要とするのはどこでしょう?

脳です。

普通の筋肉細胞を1とすると、脳の神経細胞にはその20倍の酸素が必要と言われているのです。


脳が酸欠になっては、きちんと活動することができませんね。
自然とため息が出たり、あくびがでたりして、息を深くしようとします。


呼吸法は現代の生活に必要なものではないでしょうか。

体を動かさず、頭ばかり働かせている現代人。
肩こりなども手伝って、呼吸が浅くなっている人が多いですね。


深い呼吸を取り戻すために、呼吸法を試してみるのもいいと思います。


呼吸は、酸素と二酸化炭素の出し入れだけでなく
自律神経の働きとも深い関係にあります。


つねに浅い呼吸をしていると、緊張したときに動き出す交感神経ばかりがはたらくようになり、
体のあちこちに支障が出てきます。


深くゆっくりと息をすることで、リラックス時にはたらく副交感神経がスムーズに動き、
ホルモンの分泌や免疫のはたらきが正常になる。


浅い呼吸は脳や自律神経に影響を及ぼすので、
ストレスをますます増幅させてしまうことに繋がります。


浅い呼吸が招く病気として、次のようなものが挙げられます。


ストレス病
自律神経失調症
呼吸関連筋肉群の凝り
背骨のゆがみ
胃などの内臓・肋骨の下垂
肝機能の低下
便秘
呼吸器系疾患

呼吸法が見直される原因となったものはいくつもありますが
呼吸で最近気になるのが口呼吸。

やたらと口をあけたままの人が多くなっているようです。

口呼吸はよくないと言われますが、なぜでしょうか。

呼吸の基本は、本当は鼻呼吸なのです。


呼吸するとき、空気は鼻を通ります。
鼻の穴の奥にある鼻粘膜には、細かい繊毛がびっしりと生えています。

そこからはつねに粘液が分泌されていて、外界から入ってくる異物を排除してくれる機能があります。


口呼吸の場合、
排気ガスやホコリ、ちりなどがいくらでも肺に吸い込まれてしまうことになります。
のどが弱くて、風邪をひきやすいという人は、口呼吸になっているかも知れません。

免疫力が低下し、アレルギー症状が起こることもあるのだそうです。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などは、口呼吸が原因のひとつとなっているケースもあるのだそうです。

次の項目をチェックしてみましょう。
あてはまるものがあれば、またその頻度が高ければ、口呼吸になっているかも知れません。

・朝起きた時、喉がヒリヒリ、乾いた感じがすることがある
・鏡を見ると、口が「へ」の字になっている
・食事のとき、クチャクチャと音を立てて食べている
・唇がいつもカサカサとあれている
・何かに夢中になっている時、人から「口が開いている」と言われる
・いびきをかく


呼吸法には様々なものがありますが、一人でやる場合には、
激しいものではなく、長くゆっくりと息を吐くようなものが安全でよいでしょう。

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