花粉症が増えている
花粉症はアレルギー疾患ですが、ここ20年くらいの間に
以前の3〜5倍も花粉症患者数が急増していることは驚くべきことです。
日本の花粉症は、スギ花粉に対するアレルギーが多いです。
しかし、杉の木は昔からあるし、林業の関係者など、大量のスギ花粉を浴び続けた人でも
アレルギーにはほとんどなりませんでした。
それなのに、今と昔では花粉症の患者数は大きな開きがあり、
今も年々増加しています。
花粉症はどうして増えてしまったのでしょうか。
研究によれば、車の排気ガスなど大気汚染が進んだ地域の住民の方が、
おなじ花粉量でも花粉症を起こす確率が高いのだそうです。
スギは材木としての利用価値が高いため、昭和20年代後半から40年代後半にかけて、
第2次世界大戦後の経済復興の一環として大量に植林されました。
これにより花粉の量が増えたのに加えて、自動車や工場も増え大気汚染が進んだことも
花粉症増加に拍車をかけました。
ディーゼル車の排気ガスには、
アレルギーを引き起こす抗体をできやすくする粒子が含まれており、
汚染された空気は、目、鼻、喉の粘膜を過敏にします。
また、最近は、中国大陸からの黄砂に汚染物質が付着していることも問題となっています。
花粉症をひどくする要因になっているそうです。
土地もアスファルトやコンクリートで固められたため、
花粉が乾燥して舞い上がりやすくなっています。
住宅の作りも変わってきています。
通気性のよいのが日本家屋でした。
今は気密性が高い住宅になっています。
この環境により、ダニやカビなどの発生しやすい住宅が増えたことも
花粉症をはじめとする、アレルギー増加の原因といっても良いでしょう。
現代社会におけるストレス。
脂肪の多い食事。
清潔すぎる環境。
花粉症に限らずアレルギー疾患のおきやすい過敏な体質を増やす原因が
昔にくらべて増えています。
アレルギーを起こしやすい体質になれば、花粉症にかかる確立も増えるのです。
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